寝台特急「なは」は、京都−熊本間を結ぶ客車寝台列車。「なは」の名称は、沖縄の本土復帰を願って、沖縄の新聞社が公募し、本土復帰前の昭和43年に新大阪−西鹿児島間の気動車特急列車の名称として採用された。名称設定の経緯もあり、その後、夜行列車となってからも「なは」の名称は使用され続け、日本唯一の客車・気動車・電車で運行され、かつ昼行・夜行列車にも使用された名称である。
 現在は、25系による運行となっていて、京都−鳥栖間は「あかつき」と併結され、「なは」単独では4両編成の短い編成となっている。
 平成20年3月のダイヤ改正で廃止が決定し、同時に関西・九州ブルートレインの歴史に幕を下ろすこととなった。

寝台特急なは
JR西日本

home列車展示室寝台特急なは

home列車展示室寝台特急なは

 九州新幹線開業前、西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)発車前の「なは」テールのように見えるが、このあと電気機関車を連結し、先頭車両となる。
 在来線特急列車の運行本数が多い鹿児島本線では、後発の特急「つばめ」の退避をしながら北上していた。

 開放式B寝台車内通路

 開放式B寝台

 西鹿児島発着だったころは、座席車両レガートシートを単独で連結していた。現在は併結する「あかつき」の編成に組み込まれているため連結されていない。
 なお、表示されている方向幕は編成中レガートシート車両だけが、終起点両方表示のレイアウトになっていた。(西鹿児島駅)

 B寝台ツイン個室「デュエット」ロゴ(博多駅)

 デュエット車内。開放式B寝台を単に個室にしただけとは言えないくらい、個室らしい装備になっている。

JR九州